竹中大工道具館で、椅子に座る
#2今日はいつもお世話になっている家具職人、家具ゾンビの石川さんの椅子の展示会を観に、竹中大工道具館へ行ってきました。
竹中大工道具館に来るのは久しぶりでしたが、独特の雰囲気がやっぱりいいですね。神戸の起伏のある地形と自然が見事に調和していて、長いアプローチを歩いているだけでも心が落ち着きます。
館内に入ってすぐ目につく、大きな一枚板のパーテーションもすごい存在感。あれだけ大きな木材が、空間にすっと馴染んでいるのがさすがです。
1脚に込められた職人の技

今回の展示会では、たくさんの椅子が並べられていました。すべての椅子を実際に座って試すことができたので、ひとつずつじっくりと体験してみました。
どの椅子も座った瞬間のフィット感が抜群で驚きました。たった1脚の椅子を作るのに、1人の職人さんが1〜2ヶ月もかけていると聞くと、その重みと価値を深く感じます。
もし自分の家にこんな素敵な椅子が何脚もあったら、リビングや書斎、土間など、いろんな場所に置いて楽しみたいな……なんて想像しながら座っていました。
やはり、いい椅子は本当に疲れにくいですね。
私がこだわった椅子
ちなみに、僕も椅子にはこだわって、とっておきの1脚を選びました。
日進木工の椅子なのですが、生地の張り替えやメンテナンスに対応しているので、一生ものとして長く使っていきたいと思っています。妻と一緒に選んだこの椅子は、背中にぴったりとフィットして、長時間座っていても疲れません。
来客時の打ち合わせにも使っているのですが、お客様からも座り心地がいいと好評です。
「いいものに触れると、人生が豊かになる」って、誰かが言っていた気がします。まさにその通りだと感じた1日でした。
今日はここまで。