お客様の声 木と暮らす

思い出はぐくむ家。

#1

はじまりはキッチンから

「まず、ステンレスキッチンを置くことは決まっていて、それ以外は何も決まっていませんでした(笑)」
そう話す寺岡さん。
「ほとんど設計士の大和さんと一緒に考えながら、空間をつくっていきましたね。大和さんには沢山苦労をかけたと思います。」
「無骨さはありつつも、納まりは良い空間を目指しました。仕上げの素材はモルタルや漆喰、タイルなど仕上げを使い分けたり、細部も意識していましたね。」
リビング、庭、ダイニング、土間。見通しの良い景色が広がる一階。

空間を一体にすることで熱が逃げにくくも、風通しは良い構造に。冬は暖炉の優しい火が暖かな空気を家全体に運んでくれます。
「敢えて二階の部屋に小窓をつけてコミュニケーションが取りやすい空間も意識しましたね。室内の温度調整のため陽の光をゆるやかに取り入れるために採光用の窓も設置しました。」
小さな工夫が積み重なって、姿は見えずとも気配は感じる空間。天井までの吹き抜けと大きな窓、中央に置かれたミニマムな佇まいの階段が、伸びやかな時間を生んでいました。

ひとつずつのこだわりが愛着を生んでいく

自由設計での家づくりは、むずかしくもあり、おもしろい。手間はかかりますが、その時間が自然な思い入れに繋がっていきます。
「やっぱり思い出は木のサッシとルーバーですかね(笑)」
笑い合う、大和さんと寺岡さん。

「大きな窓を入れると決め、木製サッシを探すのも苦戦しましたね。加えて、気温調整のために採光調整できるルーバーが必要だったのですが、なかなか木製のものが見つからなくて。そんなとき偶然僕が木製のものを見つけて大和さんを誘って東京のショールームまでいきましたね。で、これだ!と即決しました。」ただこのサッシを入れるには、前途多難だったそう。

「今回の家に合う、土間仕様のものは販売していませんでした。岡本建具さんに協力してもらい、土間仕様に調整してもらいました。施工当日までは、本当に設置できるかなと、ヒヤヒヤでした(笑)」
理想をカタチにするのは、実は根気がいる作業。でも、だから、暮らしに、家に、ほんのり愛着が湧いていくのかもしれません。

心地よさが誘う、穏やかな時間

大きな窓ガラスごしに見える、野球の素振り。
「やった!三回できたよ!」嬉しそうな声が響くけん玉の練習。
朗らかな景色がリビングに広がります。住まいの変化は、暮らしへの心持ちも変えていました。

「元々好きだったお花を飾るようになりました。近くの産直市場で買っています。家の前のお庭でも、念願のガーデニングを始めました。」と話す奥さま。
心地よい空間が、自然と好きなことを引き出してくれるようです。また意外な変化も。
「テレビを見る時間が減ったかなあ。暖炉の火を見ていたらいつの間にか時間が経っていますね。(笑)子どもたちの喧嘩も減ったように思います。」
海から近いおうちの暮らしが、新しい趣味につながったり。

「海が近いので、時間があったら釣りに行ってます。夏になったら庭でバーベキューをする予定です。今から楽しみですね。」「今回の家に合う、土間仕様のものは販売していませんでした。岡本建具さんに協力してもらい、土間仕様に調整してもらいました。施工当日までは、本当に設置できるかなと、ヒヤヒヤでした(笑)」
理想をカタチにするのは、実は根気がいる作業。でも、だから、暮らしに、家に、ほんのり愛着が湧いていくのかもしれません。

Data

構造規模
木造2階建て
家族構成
夫婦+子ども2人住まい

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